「天国の階段」 最終回 | パパ覚

「天国の階段」 最終回

天国の階段

冬のソナタを凌ぐ視聴率を誇る韓流人気ドラマである。

先日、最終回を向かえ涙した人も多いだろう。

うちの奥様も漏れなく号泣していらっしゃったようだ。

とりあえず、見た人は思い出して下さい。


 海辺の家に着いた二人は、海に向かって歩き出す。永遠とも思われるずっと先まで向かって。
「あの先には何があると思う?」
「そんなこと、どうでもいい。お前と一緒なら、どこでも天国だから。」
「ねえ、知ってる? 『生きて行く』ってことは生きるってことと死ぬってことなんだって。」
「どこへ行くんだい。」
「天国。そこは、悲しみも別れもない苦しみもない世界なの。」
「今、そこに向かっているのか?」
「うん。」
「先に行ってろ。待っててくれるよな?」
 ソンジュはなおも続ける。
「僕が待ってたように、今度はお前が待つ番だぞ。」
「わかった。。。」

 波打ち際、チョンソをソンジュが抱え込むようにして座っている。
「お兄ちゃん。私、天国に行ったら、お兄ちゃんのこともっと愛せると思う。そこは、愛しかない場所だから。だからね、 これから、ホントに美しい愛が、始まるのよ。。。」
「じゃ、僕たちの愛はこれからってことだね。」
 チョンソの息づかいがどんどん荒くなる。ソンジュは言う。
「待ち合わせの時はいつも僕の方が先に行って待っていたから、今度はお前が先に行って、待ってるんだよ。」
「はぁ。はぁ・・・。うん。。。」
「待っててくれるよな?」
「うん。はぁ、うん。。。」
「一緒に行ってあげられなくて、ごめん。・・・僕を忘れるなよ。」
 チョンソがソンジュの頬を触る。ソンジュはその手を握りしめながら、
「チョンソ、愛してる。ハン・ジョンソ、愛してるよ。」
 チョンソの息づかいが次第に弱くなり、腕がダラリと下に垂れた。ソンジュはそんなチョンソを涙目でしっかりと抱きしめるのであった。
「チョンソ、さようなら。」
(チョンソ、死ぬほど愛してた。今も死ぬほど愛してる。これからも死ぬほど愛するよ。僕たちの愛はこれからだ。チョンソ、また会うときまでにさようなら。。。)

 一人の男が海岸でピアノを奏でていた。その男はこう思う。
「もしかしたら、僕よりあの人の方が彼女を愛していたかもしれない・・・でも、だからといって、僕があの人よりも彼女を愛していなかったわけではない。」
 その男はピアノの蓋を閉じて、波の音が響くその場所に立ち上がった。
「チョンソ、聞こえるかい?」...Fin.


この時点でうちの奥様、号泣ぅ


そして、うちの娘が、そんなママを見て一言。


「ねぇ。 ママぁ。」





















「どうして、斉藤さん は、ピアノを弾いているの?」


 ̄Д ̄)!


・・・斉藤さんって・・・・ だれ


一気に現実に帰ってこれたそうである。


当然、残業から帰って来た私に、しっかりとミーティングしてくれたことは言うまでもない。


д)ァゥ・・・


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