江戸時代の「不倫」の和解金をめぐる暗黙のルールとは? | パパ覚

江戸時代の「不倫」の和解金をめぐる暗黙のルールとは?


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今回のネタは不倫の和解金についてです。


なぜ 今更↑なドラマを見ていたのかについては、触れない方向でお願いしますw


さてさて、不倫がばれたら大騒ぎになるのは、昔も今も同じです。


さしずめ現代なら泥沼の離婚裁判のあげく、高額な慰謝料を支払う羽目になるといったところでしょうか。


そういえば、島田伸介の所は最近、こういうネタの相談をしてないですな・・・


先述の記事にもあるように、江戸時代の倫理は現代よりずっと厳しく、不義密通にはそれはそれは厳しい処罰が待っていました。


姦通した男女はともに死罪。


逢引の現場を押さえた夫は、妻と間男を殺しても罪には問われないというものです。


法律上、浮気が原因の殺人は合法・・・・ あわわわ。


ですが、これはあくまでも法としての建前の話です。


町人たちは切った張ったのおおごとにするよりは、むしろ話し合いで解決することのほうを望みました。


間男は和解金を差し出すことで、命を助けてもらいました。


この和解金の金額には暗黙のルールがあったようです。


初期には 5両 だったともいわれていますがが、広く知られているのは 7両2分 です。 


この7両2分という微妙に半端な金額に決まった理由には諸説あります。


そのひとつがた岡忠相が姦通の謝罪金を大判1枚と決めたからというものです。


本来、大判1枚といえば 10両 の価値があったものの、実際には当時の大判には 7両2分 に相当する純金しか使われていなかった為、この金額が定着したというものです。


とはいえ、7両2分 でも簡単に出せる金額でありません。


不倫の代償はいつの時代でも高くつくということですね。


さて、次回は、またテレビを見ていてで恐縮なんですが、香取慎吾さんはどーしてあんなにロトに当たるんでしょう・・・ うらやましぃ・・・


桃太郎電鉄なんかでも、知ってる人も多いと思う 「 富くじ 」。


一等の当選金額は? なんてのはどうでしょうかね。


では、また。